子宮がん検査・卵巣の検査
子宮頸がん検査
子宮の入り口である子宮頸部の細胞を専用のブラシを使って採取する検査です。子宮頸部細胞診ともいいます。
強い痛みを伴う検査ではありません。
月経中も検査は可能ですが、量が多い日は避けて頂いたほうが良いです。月経終了後の検査が望ましいです。
自己採取での検査は、子宮頸部の細胞がきちんと採取できないことが多く、医師による採取をお勧めします。
性交経験のない人は、必ずしも検査は必要がない場合がありますが、症状がある時は相談に応じて診察方法をご提案しています。
広島市では20歳になると無料クーポンが届きます。その後は該当者に受診券が送られてきますので、是非ご利用ください。
子宮頸がん検査の結果について
子宮頸がん検査の結果は下記のような詳しい分類になっております。
健康診断で異常がでた方へ
当院では、下記のような手順で検査を行っています。
※当院対応不可の項目に関しても、その詳細な結果説明は可能ですので、いつでも来院してください。
対応可能病院のご紹介も可能です。
子宮体がん検査
子宮の中(子宮内膜)の細胞を専用の器具を使用して採取する検査です。子宮内膜細胞診ともいいます。
やや痛みを伴う検査です。
当院では、できるだけ検査時の痛みを軽減するために、月経時期に合わせて検査を調整したり、医師・看護師が連携して、患者様が不安にならないよう努力しています。
卵巣の検査
卵巣は、子宮と違って細胞を採取するような方法での検査はできません。
超音波検査という方法で卵巣をみることができます。
腟から超音波プローブ(超音波の出る器械)をあて、子宮や卵巣の形態を観察することができます。
痛みを伴う検査ではありませんが、性交経験のない方は、腹部からや肛門からの検査で、腟からの検査と同様に行うことができます。
※腹部からの超音波検査をご希望の場合は、膀胱充満が必要です。事前に電話でご予約頂くとスムーズに検査ができます。
※当院では子宮がん検診で受診の方にも必ず子宮の中の状態や卵巣の状態は診察させて頂いております。